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4-隙間風を防止する

を建てないためにも、C値を理解し、隙、建てる前に知識を身につけるこ

 

 

C値とはすなわち「住宅の隙間」の量を数値化したものです。

 

 

【低る】

 

 

10た!

 

 

10

 

 

 

【隙る】

 

 

 

 

23生す

 

 

【C値とは】

 

 

隙間の面積を合計したもの

 

 

住宅の機密性能を表す数値で、隙間面積を延べ床面積で割って出した数値です。数値が小さいほど気密性が高いと言えます。逆に数値が高い場合は気密性の無い、スカスカの住宅だと言えます。

 

 

C値=相当隙間面積 ㎠/㎡

 

 

【目指すべき数値とは】

 

 

次世代省エネルギー基準(平成11年基準)でのC値は、

Ⅰ・Ⅱ地域(北海道、青森他)で2.0㎠/㎡以下、

Ⅲ・Ⅳ・Ⅴ地域(宮城、山形他、関東以南)では、5.0㎠/㎡以下、

と記載されていました。平成21年の改正により、現在ではC値の定量的な設定はなくなりました。では、やらなくていいのでしょうか?答えはもちろんNOです。

 

 

計画換気のための気密性能となると、C値=1.0㎠/㎡以下、強風の影響や内外温度差の影響を受けないで計画換気を達成出来るレベルはC値=0.5㎠/㎡以下の気密性能が要求されます。

 

 

計画換気に必要なレベル=0㎠/㎡以下

C値1.0㎠/㎡=はがき1枚分の隙間

強風の影響や内外温度差の影響を受けないレベル=5㎠/㎡以下

C値0.5㎠/㎡=はがき半分の隙間

 

 

【気密測定とは】

 

 

C値を測定し、気密性能を測る

 

 

「気密測定」とは住宅の隙間の量を計測する検査のことです。この気密測定により、住宅の相当隙間面積がわかります。この測定により、しっかり気密性がとれているのか、またとれていない場合はどこに問題があるのかを把握しなくてはいけません。測定には下の写真のような装置を使用します。

 

 

【気密のポイントを押さえ、隙間風を防止する】

 

 

C値=2.0㎠/㎡の住宅の例

 

 

C値=2.0㎠/㎡の住宅において、レンジフードを強運転(約300㎥/h)にした時のコンセントボックスやスイッチボックス、キッチンの配管からどのくらいの流速で隙間風が侵入しているかを測定した結果です。その結果、全ての測定において、不快に感じる流速の0.2m/sを超えており、服を脱がなければならない洗面脱衣所では2.03 m/sと外の風速並みの速さで風が吹いていることになります。これでは寒いどころかヒートショックの原因にもなりかねません。この住宅では断熱材のつなぎ目や天井部の取合いには気密シートや気密テープを施行していますが、床周りの処理や浴室下部の基礎断熱部分の気密処理が徹底されていない為に、気流が発生してしまったのです。

 

 

気密性能を高めるには気密のポイントを知ること

 

 

隙間が出来やすい=気密処理がしづらいということです。また現場では施行作業者の腕によって気密性能が違ってくる事もあります。全ての現場で気密性能の標準化をするには、隙間ができやすいポイントを押さえ、簡単に気密がとれる部材を使用して対策をすることが重要です。

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